動脈硬化予防に高血圧症の原因の一つ、塩分量の抑制

現在の日本では、死因の第1位が癌、第2位が心疾患、第3位が脳血管疾患となっており、動脈硬化がほとんどの心疾患や脳血管疾患の起因となっています。
高血圧や糖尿病などにより硬化症状が進行すると、動脈の弾力性の低下や血管の損傷、血管壁にコレステロールや中性脂肪が沈着する事で出来る動脈瘤などにより血流が悪くなり、脳卒中や大動脈瘤、腎不全や心筋梗塞などの様々な重篤な病気が引き起こします。
この疾患は、全身のあらゆる動脈で発症する可能性があり、特に腹部大動脈や胸部大動脈、脳動脈、冠動脈、腎動脈、下肢の動脈で多く発症し、各動脈が関連する臓器の不調により動脈硬化予防や早期治療につながるケースも多くあります。
しかし、心疾患や脳血管疾患は、最悪の事態を回避出来ても後遺症が残るケースが多い為に、動脈硬化予防の重要性が再認識されています。
この疾患は、高血圧症と同様に体質的な遺伝や過剰な塩分量の摂取など長年の生活習慣が原因と考えられているが、明確な原因の解明や決定的な動脈硬化予防法と治療法は未だに確立されていないのが現状です。
又、血管は小学生の頃より硬化が始まっているとも考えられており、加齢により徐々に動脈の柔軟性が失われていきますが、加齢が動脈の硬化の発症原因では無いとされています。
女性の場合は、女性ホルモンのエストロゲンが血液中の悪玉コレステロールを抑制し動脈硬化を軽減する作用を有する為に、更年期や閉経期以降に動脈硬化を発症するケースが増加します。
動脈硬化予防は、摂取エネルギーの制限による肥満の解消や塩分量の抑制、アルコール、飽和脂肪酸の摂取量の制限がポイントであり、特に高血圧症の原因とされる食事に含まれる塩分量には細心の注意が必要です。

関連トピックス